簡単工作『マジックスパイラルキューブ』

今回取り上げるのはマジックパイラルキューブです。これはある程度の力の脱力した状態で物を扱えることができるようになると子供達に使用してもらう折り紙の手作り工作です。手首を回すという動作を刺激する意味もあります。

今回はおりが紙が9種類しか残っておらずその関係で9個のキューブにしました。閉じるとこのようなコンパクトな形になります。


それでは折り方を写真で示していきます。

2歳前後だと3〜5つのサイコロが適切に扱える数ですが、手首の柔軟さと手先の器用さを獲得していなければ簡単に潰してしまいます。そのような場合は親御さんが行って動作を見せるということに徹して視覚で動かし方を覚えるようにします。その後手首の動かし方を練習します。ライスキューブを持つイメージをさせて奥の方に一方向で半回転を練習し、次に手首を手前に半回転させる動きを練習させて下さい。

手首の準備が整うと中央から開く練習を行います。両サイドの端は持ち手の役割をしているため開くには少々コツが必要になります。中央あたりを開く練習を重ねて開くコツを掴んだら両サイドの開きに挑戦してみて下さい。

このマジックスパイラルキューブは動き回る子供でも状態が変化することを楽しんでみることができます。そういう意味では子供の注視力を育てることができる遊びです。箱ができたり折りたたまれたりをしっかりと見せてあげて下さい。

9個だと開いた状態で立たせることもできますが以前作った10個では立たせることができませんでした。何個まで立たせることができるのか試しても良いのではないでしょうか。

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