おもちゃ『恐竜フィギュア 第1弾』

男児が好む恐竜たちのフィギュアが少しづつ増えてきましたので数回に分けて取り上げていきます。恐竜が生きた時代の三畳紀、ジュラ紀、白亜紀を中心に獣竜、雷竜、剣竜、鎧竜、鳥竜を取り上げていきます。



トップバッターはジュラ紀のブラキオサウルスです。ビルの5階に届くほどの高さを持っていたと言われるブラキオサウルスは、他の恐竜が届かない木の上の葉を食べる事ができた草食恐竜です。我が子がブラキオサウルスの首の上を滑ってみたいと話していたなと思い出しこの写真を見ていると「全くそうだ」と思う美しい恐竜です。

長い首と長い尻尾を持つ雷竜です。みなさんはご存知かどうかわかりませんが世界一長い吊り橋の『明石海峡大橋』はブラキオサウルスやスーパーサウルスの長い体を支える仕組みと似ています。吊り橋を見る度に背骨の靱帯で首と尾を支えるブラキオサウルスと明石海峡大橋のことをダブらせて考えてみると豊かなものの見方に繋がることでしょう。



恐竜の登竜門とでもいいますか子供たちが真っ先に覚えるのがティラノサウルスではないでしょうか。2本足です早く動き他の恐竜を襲い食す恐ろしいハンターの獣竜の仲間です。ジュラ紀のブラキオサウルスよりも後に登場した白亜紀の肉食恐竜です。

子供達にティラノサウルスになってみようと伝えるとドスンドスンと地響きを立てるかの如くものすごい力強さを表現しますが、中には工作でティラノサウルスを表現したいという子供もおり太くて長い尻尾をどのように作るのか、そしてステーキナイフのような擬似ギザとした歯を持ち先端が内側に曲がっていることを知っている子供は、噛みつかれると逃げられないんだよと話しながら粘土で実寸大の30cmの歯を一本作り上げた子もいました。ティラノサウルスはしゃがむことが得であったために藪焼きの茂みに隠れて待ち伏せをして獲物を捉えていたようです。

現代のカンガルーを見るときにティラノサウルスを思い出して欲しいと思います。カンガルーもまたティラノサウルスのように前足は短く、長くて丈夫な後ろ脚を持ち頭と長い尻尾で身体のバランスを取っていたことはよく似ています。



背中に帆船のような帆を持つスピノサウルスは全長17mほどあった獣竜で最大の大きさを持つ白亜紀に生きた肉食恐竜です。水辺に暮らし魚をとりワニのような顔と水掻きを持ち水の中を自由に動き回るのが得意でした。皮膚で覆われた背中のトゲにはたくさんの血管が通っていて寒ときにはそのトゲを立てて血液を温めて体温を上げ、暑いときには帆から熱を逃していたと言われています。そう考えると自動車のラジエーターやファンの仕組みに似ているなと思います。車の車検時にディーラーの担当者の方が私にわかりやすく説明してくれるメカの話も恐竜に置き換えて脳内発信で聴く事ができ大変勉強になります。子供達にも自分自身の持つ知識を持って全く関係のないような話を理解できるような成長を早い段階から獲得して欲しいものです。



体の前の方は板、後ろの方は鋭いトゲで武器になるトゲを持つケントロサウルスはジュラ期の剣竜です。体は高さ1.8m、全長4mと比較的小さな草食恐竜です。特徴といえば首から尻尾までを15対の左右30本の骨プレートとスパイクを持っており、同じサイズの恐竜と戦う場合にはそのトゲを使い串刺しにしてしまうほどの威力を持つ草食動物の中では攻撃的な恐竜です。



鳥竜の仲間のパラサウロロフスは白亜紀の草食恐竜です。最大の特徴は長いトサカを持っており仲間と共に群れをなし生きていたといいます。パラサウロロフスのトサカは空洞になり鼻と繋がっているため息をすると笛のように音を鳴らす事ができ、敵が来たことを仲間に教える事ができたといいます。また4本足で歩きせいかつをし太い尻尾でバランスをとり2本愛で立ち上がることもできたと言われています。シカやシマウマなどのように群れをなす草食恐竜ということになります。

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