絵本『ごんぎつね』

誰もが知っている新美南吉作のごんぎつねは罪の輪廻を考えさせる日本童話の名作です。初めて読んだ時の衝撃は子供心にショックで数日ごんぎつねで頭がいっぱいだった記憶があります。

イタズラずきなひとりぼっちのごんが病気の母のために捕まえたうなぎを奪い取ってしまった軽はずみな行動が、最大の後悔をもたらすことになることを想像できないごんの稚拙さも感じますが読み手の子供にしてみれば大変な学びとなることを教えてくれる作品でもあります。

宮沢賢治と比較されがちの新美南吉の作品ですが、明日の子育てサジェスチョン『音読の薦め』に適している作品でもあります。我が家でも子供達は秋になるとこのごんぎつねを音読や朗読作品として家庭内で楽しんでいました。多くの出版社が出していますが私はあすなろ書房のこの作品が幻想的で大好きです。

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