絵本『しずかなクリスマスのほん』

街のイルミネーションやクリスマス商戦の喧騒の中、子供達はそれぞれがクリスマスを迎えるまでワクワクそしてソワソワするものです。そんなクリスマスを静かにそして厳かに迎えることも大切だと考えています。そんな時にお勧めなのがこの絵本です。「しずかさ」「しずか」「しーん」というワードでクリスマスに向けての様々なシーンが描かれています。

「クリスマスは しずかな きせつ」で始まるこの作品は一見ページ毎に内容が独立しているように思えますが、読み進めていくうちにクリスマスの朝の特別なしずけさに向けての旅をしているような感覚に陥ります。読み手がどのようなしずけさを感じ取ることができるか、共感できるのかを子供たちと話をしても良いでしょう。

サンタの訪れを鈴の音で確認しようと耳を澄ましていたしずかさやしずかににサンタクロースのことを思い考えその姿を見るのだと意気込んで遅くまで起きている経験はどの時代の子供達も同じようです。静かな夜のしじまに吸い込まれるように眠りについて、「しまった!寝てしまった、プレゼントは・・・」のその瞬間を迎えるまでに多くのしずけさを子供達が味わえますように・・・。

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