絵本『十二支のはじまり』
新年は辰年ということで辰を用いた正月飾りがあちらこちらで見かけます。「干支とはなあに?」なんて質問を子供達から質問を受けるかもしれません。その時のために今回取り上げる絵本をお読みになると良いでしょう。
十二支を取り上げる絵本は数多くありますが十二支は中国伝来の話が元になっているので思いっきり中国風な絵が私のお気に入りです。
神様が元旦の朝、御殿に来た順に年の王様にすると動物たちに告げます。十二支の干支がどの動物で順番が決まるのかが記されています。そして最近は干支を正しく言える親御さんの数も減ってきた様に感じます。さすれば子供達も干支に関心がないことでしょう。中には猫が干支に入っていると思っていた子供もいるくらい・・・ですから正しく認知してもらうためにもこの絵本を読んでほしいと思います。
家畜や人間とともに生活してきた動物たちがどのように干支になったか大変興味深いものですが、今年の干支である辰がどの様にしてヘビ(巳)よりも早く年の王になるのかも知りたくないでしょうか・・・しっかりとその様子も描かれています。
また犬と猪の競り合いの場面は勢いがあります。また他の動物たちの場面も見応えがありますので新年初めての絵本としてお読みになってはいかがでしょうか。
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