スナップ『道具を変えて指先強化』
今年は生徒さんたちのモータースキルをさらに強化するため色々な場面で様々な道具を使わせていきたいと考えています。今回はおもちゃを使用してものを掴むという動作を道具を変えて行なっている様子を取上げます。今日使用したおもちゃは2024年1月25日(木)に紹介予定のプラントイのビーハイブです。
最初の写真は角砂糖用のトングを使用します。比較的扱いやすい道具で指先の力が弱くとも使用が可能です。このトングは歴代の生徒さんが使用してきたため更に力を入れずともものを掴むことができます。
次に使用したものは医療用ピンセットでトングよりも指先の力が必要になります。生徒さんは先日ピアノコンクールで健闘し賞を受賞。頑張っておられるので右手だけで開く左手にピンセットを持ち替えて同じ動作を行ってもらいました。この手は将来リストのような超絶技巧を奏でるのではないかと期待しています。その前にお母様の夢であるご兄弟との連弾が叶うでしょう。もしかするとお母様とお子さん達とでのアンサンブルも実現するかもしれない・・・そうした場面が実現できたらいいですね。その姿を見てみたいとそう思います。
そして次の写真はかなりの指先に力が必要な木製の菜箸です。楽に扱うには両手で行うのがベストです。
できれば両手で菜箸を使用するのではなく、片手で摘む動作ができるように練習するようにします。生徒さんは親指と人差し指ではものを挟むことが難しかったため、中指を添えて指全体に力が入るように使用しています。
最後に箸を使用しました。菜箸の影響が残ってしまい箸の持ち方が正しく行えませんでしたが一応掴んで入れることがえきました。また蜂の巣に見立てた六角形の容器を積み立て、更に入れる方向を変えて更なるモータースキルを鍛えていきます。
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