手仕事『ドレッシングマドラー&茶漉し』

今回は間も無く訪れるひな祭りに蛤がアレルギーで食せないというお話を伺ったので、蒸し器がなくても簡単にできてしまう茶碗蒸しを取り上げます。お料理教室のようなブログになっていますが、子供の手指のモータースキルを上げて脳に刺激を送ることを狙いにしています。また親子で家族でこれらの手仕事が思い出のひと時となればと考えています。

茶碗蒸しを作るには蒸し器が必要ですが蒸し器がないご家庭もあると思いますが、蒸し器がなくとも深めの鍋とアルミホイルがあれば簡単にできます。そして思いの外子供と楽しくできる料理でもあります。今回はドレッシングマドラーと茶漉しを子供達には使用してもらいましょう。


材料は定番の鶏肉、椎茸、蒲鉾、銀杏、三つ葉などがありますが、我が家は海老、ホタテ、カニ、肉団子、筍、小松菜、ほうれん草、松茸、しめじ、栗、さつまいも、里芋など季節によって具材を変えていました。今日は三つ葉が無かったのでセリを入れました。また病中の時には具材無しの卵の出し汁で茶碗蒸しを作り、消化の良いこの卵出し汁で元気を取り戻していたように思います。

容器はそば猪口で茶碗蒸しを作っていましたが、子供向けなら小さなココットを使用しても良いかと思います。


卵を割るのもできれば子供にさせてみましょう。卵をボールなどの角に当てて割る方がおられますが、卵は平らな所に軽く当てないと殻が入ってしまいます。ご注意ください。またカラザも取り除いておくこと、そして白身をしっかりとドレッシングマドラーで切っておくことをお勧めします。


次は卵と出し汁を合わせます。

この撮影時に椎茸を戻した出汁を使用したので小さじ1の醤油とひとつまみの塩で味をつけました。また鶏肉を醤油で味付けしたので塩分控えめにしてあります。お好みで塩分やみりんを加えてみてもよいです。

茶碗蒸しを滑らかにするためにはこのタイミングで茶漉しで濾しておく必要があります。


あとは器に流し込みます。目の粗い茶漉しを使用するとざらざら感が出てしまうので、ケーキの粉糖を濾す用を使用すると滑らかになります。


これから最後の仕上げとなる蒸しを行います。我が家は以前布巾を使用していたのですが、布巾だとどうしても湯気が茶碗蒸しに落ちてしまうので仕上がりが良く無かったのですが、アルミホイルを被せると湯気の水分をシャットアウトできるので仕上がりが大変良くなりました。

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