おもちゃ『ハイジパズル』

『 yo  le  lo  le  lo  hi  ho  (ヨーレ ローレ ロヒホー) yo  hi  du  di  ya  ho  ho(ヤヒデゥディヤホホ) yo  le  lo  le  lo  hi  ho  ya(ヨーレローレロヒホヤ) la  hi  du  di  yo(ラヒデゥディヨー)口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの あの雲はなぜ 私を待ってるの 教えておじいさん 教えておじいさん 教えてアルムのもみの木よ』

みなさんはこの歌をご存知でしょうか。『アルプスの少女ハイジ』の主題歌のヨーデルはとても楽しいのでいつの日か歌いたいなと思いつつ練習してたのですが、いざ記事を書こうとしたらヨーデルが曖昧で調べ直しました。滑舌の練習になり楽しくなるのがヨーデルの魅力に感じます。今回はアトリエフィッシャーの生産地であるスイスを題材にしたヨハンナ・シュピリの『アルプスの少女ハイジ』の積み木パズルを見ていきましょう。

9体の積み木で作る場面はピーターがヤギをアルプスの山で放牧をしているシーンです。日本人がイメージするヤギとはどこか違う容姿を持つアルプス山脈に生息するアイベックスと呼ばれる種ですが、19世紀の乱獲でかなり数を減らし保護対象になっているようです。ヤギの首にかけているベルの音色はどんな音だろう、アルプスの夏山の澄み切った空気感を想像しながら絵合わせを楽しむことができます。



2番目はハイジに対してものすごく厳しいあのロッテンマイヤー先生がアルプスのおじいいさんの山小屋を訪ねてくるシーンです。自由奔放なハイジをクララ・ゼーゼマンの遊び相手として厳しく躾けていくイメージが強すぎるので積み木の表情が弱すぎるような気が・・・子供の頃のに抱いたイメージが強烈すぎるとギャップに戸惑いますが、本来は色々な表情の描き方があって然りです。



クララとハイジがおじいさんの山小屋の前で楽しそうに会話をしている背後に立つペーターが二人の会話を立ち聞きしている場面があったのかな?と想像してしまいます。「ねぇ、ハイジ」「ねぇ、クララ」という呼びかけがも懐かしく童心に戻って映像を楽しみたくなります。


4番目の場面は大好きなおじいさんにハイジが花を積んで帰ってきたシーンです。小屋の壁とバックの山が分断されて私も最初は遠近感が掴めずに迷いましたが、この部分はハイジの手をつなげるようにします。


5場面は勉強のできないペーターにハイジが勉強を教える場面です。勉強ができなかったハイジの成長が感じられます。


最後はペーターのおばあさんにやわらかい白いパンと花を届けるために出かけるシーンです。この積み木パズルは映像を楽しんだ私は楽しむことができましたが、なぜかハイジがおばさんに見えて仕方がないのが残念ではあります。物語を知った上で使用すると楽しいでしょう。

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