手仕事『 イラブチャーのムニエル』

今週は野菜についての記事を記していますので添え野菜たっぷりのメニューです。沖縄の白身魚の代表であるイラブチャー(ナンヨウブダイ)は、子供の頃に食卓によく上る白身魚でその皮の鮮やかな色とその美味しさについて父が熱く語っていたなと思い出し購入してみました。今回はフライ返しを使用し魚を持ち上げることやひっくり返すことを行い、切った野菜を美しくフライパンに並べるということを意識して蒸し焼きにし添えることにしました。


使用する道具はフライ返しです。子供にとって料理中にフライ返しを使用し食材をひっくり返すのは、火加減や油ハネのリスクもあり容易いように見えて案外難しいものです。先ず調理し終えた食材をフライパンから掬い取ることを行いましょう。


今回使用するのは魚の他に旬の春野菜である春キャベツ、アスパラ、新玉ねぎなどを中心とした野菜です。

野菜を切ることができるお子さんは比較的大きめにザクザクと切ってもらい、切る事が難しいお子さんは切った野菜を少量の油を引いたフライパンに美しく並べることを行うと良いでしょう。焼き色をつけ野菜から出る水分だけで蒸し焼きにすると野菜の甘味や旨みを引き立たせることができます。トマトは私の好みでフレッシュにしました。

イラブチャーはマジックソルトを使用し小麦粉を薄く振ってムニエルにしています。とにかく魚は味付けをする前に油はね防止と臭み取りのために必ずキッチンペーパーで水分を拭き取っておきましょう。


今回はマジックソルトを使用しシンプルに仕上げましたが、我が家定番のレモンマヨネーズソースもお勧めです。またそのソースにザクロ酢を少量かけたりするのも美味しいので別の機会にソース作りを取り上げたいと思います。

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