絵本『かいじゅうたちのいるところ』

kどもたちが食い入るように何度も繰り返して読んでしまうこの『かいじゅうたちのいるところ』は、いたずら好きの少年マックスが母に叱られ部屋に閉じ込められることから物語が始まります。

なぜこんなにも子供達のウケがいいのか・・・それは子供自身が思い至ることと少年マックスが同じだからでしょう。実体験から空想へ、そして妄想へと子供自身が日頃似たようなことをしているのだと考えています。

シンプルな作品でありながら子供が叱られた時、空想の世界に浸れる逃げ道的作品は子供の心を逞しくしてくれるようでもあり、親が子供以上に深く読み解くことが重要な作品であると考えます。

目の黄色い怪獣という設定なので我が家の子供は黄疸が出たのか、きっとお酒を飲みすぎて肝臓を壊したのではないか、お酒を飲む前にウコンを飲めば良いのになどとどこから得た情報なのか面白いことを話していたことを思い出しました。今となっては親としてこの作品の魅力が痛いほどわかります。皆さんも子供以上に深読みの世界を訪れてはいかがでしょうか。

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