スナップ『表面張力』

表面張力を知る方法は色々あるので数回に分けて子供達が飽きない程度に記事にしていく予定です。今回はシンプルに1円玉を使用した表面張力の実験です。

先ずはグラスのギリギリまでに水を注ぎます。そこから表面張力の丸みを帯びた形を作るためにスポイトで水を少量ずつ注入していきます。子供達が指先に力を入れスポイトの上部を押さないと水が上がってこない大きめのスポイトを敢えて使用させ、グラスに注ぐ時にはわずかな指先の力を入れる緩急をつけた動きをとらせています。


下の写真では別の生徒さんがブランデーグラスに表面張力を作りました。すると生徒さんが「こんなグラスみたことない。面白いね」と。グラスの形に目線がいってしまい、いや形じゃなくて表面張力を見てほしんだけどなぁ・・・と思いながら「よせばよかった。よせばよかったけれど・・・」と思わず石原裕次郎のブランデーグラスを口ずさんでしました。子供というものは聞き逃さないことも多く「先生その歌なぁに?」ということに脱線し、懐メロの演歌だよと伝えました。時にはクラシックや童謡唱歌以外に懐メロの存在も伝えてもいいかな・・・新たな刺激だし・・・

さて表面張力を確認したら少し水を減らして一円玉を乗せて浮かせます。これが子供達には意外と難しく沈まないように指先に集中して載せていきます。

写真の生徒さんは13枚ほど1円玉を使用し、半分ほど載せましたが最終的に3枚となりました。

今回はレッスン時に時間的余裕のある生徒さん数名に好きなグラスを選んでもらい実験を行いました。次回はCMで見たことがある表面張力実験を取り上げます。

Baby教室シオ

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