実験スナップ『オレンジって浮くの沈むの?』

果物を水に入れたときに沈むのか浮くのかを実験することは単純に重さの学びもあれば、濃度や糖度を理解すること、そしてそれ以外の学びで思考に結びつけることができます。今回は浮き沈みをオレンジから考え思考を広げていきました。

基本土の中にできるものは水の中で沈み、土の上にできるものは水に浮くことをみなさんご存知だと思います。よってオレンジを水の中に入れると「浮くんだろうな」と想像がつくでしょう。

しかし子供達の中には好奇心が旺盛で「オレンジの皮を剥いても浮くのかな?それとも沈むかな?実験してみようよ」と想像を巡らし次の実験をしたがる場合があります。子供のこのような思考力は数回教えて身に付くものではありません。ローマは一日にして成らずのように日々の生活の中で多くを思考する経験をさせ思考を常に行う癖をつけさせることが重要です。

同じオレンジでも皮を剥いていないものは浮き、皮を剥いて重量を減らしたにも関わらず沈むのは何故だろう?と子供自身が気づかなければ本物の思考力とは言えません。最初は気付けないと思いますので軽い誘導をして、子供自身が考え答えを間違ってもいいので発言させることが次の思考に繋げる足掛かりとなります。

皮を剥き軽くなったはずのオレンジが沈むのにはオレンジの持つもう一つの特性が関係しています。その理由をみなさんお考えになって予測を立ててみて下さい。正解はまた来週2024年9月7日の今週のスナップ記事に掲載していきます。

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