スナップ『集中時のサイン&サポート』

先週より2週に続き1歳児の集中力についての記事が続いていますが、それを受けて子供が集中している時の様子とそのサポートについての写真を取り上げます。

生徒さんは立式の紐通しに挑戦中です。紐通しは好き嫌いがはっきりしている取り組みであり、また手先のモータースキルと忍耐力が育っていなければ腰を据えて集中できるものではありません。

棒のようなしっかりとした硬さのあるものではない紐を片方の手で穴に通して、もう片方の手で穴から少し顔を出した紐先を指先で摘むという両手の連携プレーを行う取り組みです。穴から穴へと連続して実行するには何が必要か。それは集中力です。

「紐の先はどこかな?」と指先で確認をしたり「穴の先から出てきたかな?」と覗く姿勢が集中している時の様子です。その様子を1つの取り組みの中で連続して確認することができたら集中時間が延ばせていると判断して良いでしょう。

また少々難しい取り組みはお母様のさりげないサポートが必要になります。立式ですから倒れてしまうと集中が途切れてしまいますし、子供は失敗してと捉えるかもしれません。よってこの写真のように倒れそうな紐通しのおもちゃをそっと固定してあげ、声をかけずに見守ることや何度も挑戦をして心折れそうになれば少々の手助けをしてあげることが重要になります。皆さんにもこの生徒さん親子のような時間を多く過ごして欲しいと望みます。


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