絵本『くれよんがおれたとき』
明日の提案記事は『物の命と役割』と題して記事を記すにあたりこの作品を選んでみました。
登場人物は思ったことがはっきりと言えないさくらちゃんとなんでもはっきりというゆうちゃんです。さくらちゃんの新品の白いクレヨンをゆうちゃんが「ちょっとだけ しろ かして」と強引にガンガンと使用しおまけに折ってしまいます。
下ろし立てのクレヨンを貸したくない気持ち、グイグイと白いクレヨンを使ってしまう友達に対するどこか解せないモヤモヤとした気持ち、そしてそのクレヨンが折れてしまった・・・そして謝ることができない気持ち。子供の世界ではよくある感情表現を描いた作品です。一度ではなく何度もこの作品を読んで心の揺れ動きを感じ取って欲しいと考えます。
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