教具『カレンダー』
時間的概念を育てるために使用するのがこのカレンダー教具です。土台のボードには子供達がレッスンに訪れる月日と曜日、天気をチップ捲りながらかけさせていきます。数字読みができる子は月日からスタートしますが、ご兄弟のおられる場合は曜日から、お天気に興味がある場合には実際の天気を見て6種類のチップを選ぶなど開始する入り口が異なります。
時間軸を育てる最終目的は子供達自ら自分自身のスケジュールの把握及びスケジュール管理ができるようにすることです。その力を使い就学後は自らの学習スケジュールを立てることができればと考えています。
土台のボードに以下のチップを並べていきます。
1年は12ヶ月。1〜12までの数字並べができる場合には並べることからスタートします。理解力に余裕があれば月雅称(睦月・如月・弥生・卯月・皐月・水無月・文月・葉月・長月・神無月・霜月・師走)も覚えてもらいます。
1ヶ月は平均して30日として日にち計算しますが、2月は28または29日、4・6・9・11月は30日、それ以外の1・3・5・7・8・10・12月は31日あるとして学習を進めます。月毎の日数の覚え方は『西(2・4月)向く(6・9月)侍(侍は武士の士を十と一に分解して11月と考える)』で覚えて下さい。
また特殊な日付の読み方は赤で囲んだ部分になっていますので正しく読みこなせるよう発語練習しておきましょう。
1週間は7日、1週間の始まりは日曜日でrすから日曜日から土曜日までを順番よく並べることを行います。そして余裕があれば1ヶ月は4週間からなっていることを伝え、さらに理解の余裕があればカレンダーを用いて第5週目があるなどの話も行なっています。
天気は大きく分けて晴れ、曇り、晴れ時々曇り、雨、曇り時々雨、雪の6種類のチップがあります。雪のチップを使用することはありませんが県外の天気について話す場合には使用することもあります。
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