スナップ『お箸の練習』
今回は2歳の生徒さんにお箸の練習をしてもらっている様子を取り上げます。
お箸の練習の適正年齢について質問を多くいただきます。遅くとも3歳以降にはスタートした方が良いと考えますが、6歳児でも10%の子供は持つことができないという現実もあります。しかし9割の子供は箸を使用しているという現実から考えると5歳くらいまでには箸を問題なく扱えるようにするべきだと考えます。
しかし箸を器用に持つ扱うことができるのにはその子供の手先の器用さと箸を持ちたいという意欲が鍵を握ります。ですから手先が器用であれば写真の生徒さんのように2歳のお誕生日を迎えた直後からでも補助具があれば上手に扱うことができるのです。また箸の練習うには根気や忍耐が必要です。摘めないと放り出してしまったり、できないと感情に表してしまうようであれば苦戦することになるので、日頃からのできないことに挑戦するという姿勢を促し養うことが習得の最大のコツになります。つまりできることに喜びを求めていた思考から180度添加してできないこと苦手なことに根気よく取り組むことが2歳以降には求められると考えています。
色々のものを箸で摘めるようにしたいのですが、先ずは扱いやすい大きなフェルト巻きものからトレーニングし徐々に小さなものを扱うようにします。最終形は小豆など表面がツルツルとした硬い豆類になります。豆にも色々な種類や大きさ形があるのでそれを覚えながら指先に器用さを獲得しながら豆の名前を覚える記憶の取り組みも同時に行うことになります。
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