スナップ『素敵な見立て遊び』
子供達の発想は豊かなものでふとした瞬間に表現として現れます。弁がたつ子供は自らの表現を説明してくれます。言葉を用いて説明ができない子供であってもその子供の手元や表情行動を見ていればキラキラと輝く発想を発見することができます。
今回は粘土にピックをさしていく取り組みを通して垣間見えた生徒さんの思考の豊かさをご覧いただこうと思います。
鯨のピックをさして「お風呂に入っている」、「ラッコさんもお風呂に入って顔だけ出してる」などいろいろなお話をしてくれましたが、イルカのピックをさす直前にジャンプしている様子を手で表現しながら粘土にさして、海の中へ潜っていく様子をなん度も行ってくれました。
別日には容器がお風呂の設定となりピックを指しながら「ぎゅーぎゅー」と日曜日のスーパー銭湯の様相を表現したりと楽しそうでした。子供達はいろいろなことを思い出したり表現したりと短時間で幾つかを表現します。日常目にしたことや考えたことを複合的に行うためには生後8ヶ月以降の真似っこ遊びを連動させて次々に展開させていくと生徒さんのような流れをイメージした遊びに繋がり、やがて時系列の学びになります。この輝きの連続を日々楽しんで欲しいものです。
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