絵本『ぞろりぞろりとやさいがね』

今週は以前よりアナウンスしていました月初のSDGsに関する記事を配信してまいりますが、そのトップとして今回は偕成社から出版されている『ぞろりぞろりとやさいがね』を取り上げ、『飢餓をゼロに』よりフードロスについて記事配信をしてまいります。

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この作品を読むと子供以上にお母様が思い当たることがあると思うのではないでしょうか。私も思い当たることがあり幾度の失敗を経て、購入したらすぐに葉野菜は早めの使用するか下ごしらえをして冷凍庫へと色々工夫するのですが失敗を時折引き起こしてしまいます。そのようなことを野菜の目線で捉えるとこうなるんだろうなと作品を反省を含めて楽しく読んでいます。

この作品の深いところは、見捨てられた野菜の気持ちに焦点を当て野菜も生きていることそして感謝していただくことへ誘うこともでき、また野菜の心情を表すことで人を恨まずに解決できる方法を提示していることです。この解決方法は子供たちがこれからの人生で少なからず経験する理不尽なことに対しての解決のヒントになるものだと考えます。また解決方法が1つではなく見方を変えることでより良い結果を生む可能性があることも学ぶことができるでしょう。また実際に野菜のフードロスが出た場合の対処法を促すことも記され、この世の中は回りまわって循環していることも記されています。その後に子供自身が深い思考ができれば地球上で循環ができないことや物を持つことの意義について考えることも子供達の思考の深さや感性を磨くことができるのではないでしょうか。とても意味の深い作品であることは間違いありません。

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