絵本『クレヨンからのおねがい』

もしクレヨンがお話ができるなら・・・どんな言葉を口にするのでしょう。

ケビンという少年が絵を描こうとするある日クレヨンの箱の上にたくさんの手紙が届いてい他という出だしでこの物語がスタートします。

赤・紫・黄土色・灰色・白・黒・緑・黄色・橙色・青・桃色・薄橙と12色のクレヨンの言い分がお願いとして手紙に認められています。たくさん使ってくわれて少し休ませてほしいという言い分もあれば、もっともっと使ってほしい、丁寧に使ってほしいという意見も。

この絵本読んだ後に子供達が自分にクレヨンを見ながら、クレヨンが話せたらなんと言うだろうかと想像しながら何度も繰り返し読んでほしいと思います。

この作品は少々長いので初見は各色ごとに1日1色という読み方をさせると良いのではないかと感じています。生徒さんのボックス中に入っているクレヨンもクレヨンを包んでいる紙を全て取り『はだかんぼう』と言いながらクレヨンを嬉しそうに眺めている子もいれば、クレヨンを爪でカリカリと削る子、一生懸命力を入れて塗り絵をしていたらポキっと折ってしまい折れたクレヨンを小さくなるまで使う子など生徒さん一人一人のストーリーが展開されています。ですからご自宅のクレヨンにはまた多くの想いが詰まっているでしょう。お子さんと共に読んでみてはいかがでしょうか。

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