提案『絵の具アート No.2』
前回の提案記事『絵の具アート No.1』(記事はこちら)にて1.にじみ絵、2.ろうそく絵、3.点描、4,バブルアートについてするしましたので、今回も子供たちができそうなアート技法について記事にしてみました。夏休みのアート作品の参考になればと思います。
5.フィンガーペインティング
筆を使わず直接手や指で絵の具を塗って描くこの絵画技法は筆やパレットがいらず、手や指が絵筆代わりになるので絵の具に触れながら色や形を感じながら描くことで感覚的で自由な表現ができるのが特徴です。細い線が描けないのでダイナミックな線画となる確率が高くなるので爪を立てて描くなどしてみても良いのではないのでしょうか。
6. スパッタリング(飛び散らせ)
専門用語でスパッタリングと呼ばれるこの技法は、筆やブラシ、歯ブラシ、ナイフなどを使って絵具を飛び散らせて偶発的にできる模様や質感を作り出す技法のことです。日本語では飛沫技法や飛び散らし技法とも呼ばれています。
子供達は歯ブラシに 絵具を含ませて指で弾いて 細かい点状の飛沫が広がることができるとかなり楽しむ時間が長くなる傾向があります。また筆に絵の具をつけて振り下ろすと大事件が起こるかのせいがあるのでご注意いただきながら楽しんでほしいと思います。
7. マーブリングアート
日本語で墨流しと呼ばれる技法ですが理科実験的要素も含まれるので子供が小さい頃は水と洗濯糊の濃度を変えて実験しながら楽しんだ技法です。何よりもアクリル絵の具で描かれるマーブルの模様をどのようなものにするのか考えながらまたは何も考えずに気の向くままを楽しんだり、墨流しという技法を意識して七夕工作での天の川の流れる色の動きを表現したりとかなり楽しむことができます。
水面用に水と液体洗濯糊を混ぜたものにアクリル絵の具を落とし入れでに絵の具を浮かせて、紙をそっと乗せて写す技法は手先の微細運動と器用さが求められ、その時その時の瞬間を写しとる1点ものの作品となります。
8.ドリッピングアート
一般的にドリッピングアートといえば絵の具を垂らす吹き流し技法のことを指します。子供たちがこのドリッピングアートを楽しむ場合には、垂らした絵の具にストローで息を吹きかけ偶発的な模様を描きます。1色だと偶発的な色の模様は生まれないので何色か色が混ざることを想定して絵の具を垂らします。またストローの太さを変えて行うと線の太さに変化が現れます。ドリッピングアートのポイントは絵の具は薄く水で解くことです。
9. 水滴ペインティング
色水を画用紙の上にスポイトで垂らしていくペインティングです。画用紙は厚手のものを使用します。垂らす水の分量や色混ぜしないことが求められるので慎重に行うことが望ましいです。
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