『香港スイーツ 九龍球』

今回のスイーツは香港をイメージした日本発祥のスイーツ九龍球（クーロンキュウ）です。中国返還前の香港はごちゃっとした雰囲気と英国の洗練された場所が混在していて好き街でしたが、返還後はいろいろな意味で足が遠のいています。ということで懐かしい香港のキラキラ感を閉じ込めた九龍球を作ります。

使用する道具は九龍球を作るには必要不可欠の円形の製氷器です。

材料はお好みのフルーツ葡萄やブルーベリーはそのまま入れ、その他の果物は小さくカットして入れます。果物は甘いものをご準備ください。レモン果汁を使用するので甘いフルーツがベストです。冷凍のフルーツを使用する場合は冷蔵庫で手早く冷やしてフローズンにするのがベストです。

ベースの寒天液の材料です。水２００cc、グラニュー糖３０g、粉寒天３g、レモン汁１０cc、キルシュ３ccです。キルシュはさくらんぼのお酒ですが無い場合にはラム酒を入れると風味がつきます。お子さんがおられる場合は入れずに砂糖で甘みを足すと良いでしょう。

寒天液を作ります。鍋に２００ccの水と寒天３gを入れ２分ほど沸騰させ粉寒天を溶かします。その後火を止めて３０gの砂糖を入れ溶かします。

ボールに寒天液を移し粗熱をとり、レモン水１０ccとキルシュ３ccを入れ混ぜ合わせます。

製氷器に果物を入れその上にたっぷりと寒天液を流し込みます。不要な量は穴から溢れでくるのでとしっかりと蓋を閉めて固めます。

今回は常温で固めたものと急速冷凍庫で固めたしゃりしゃりのアイスタイプの２通りを準備しました。