絵本『わたしたちのふるさとパレスチナ』

明日の提案記事『SDGS10項人や国の不平等をなくそう』の前段として読んで欲しい作品です。現在のパレスチナ・ガザ地区とイスラエルの間で起きている紛争を子供たちが初めて絵本で知るという点で、パレスチナの人々の目線で書かれたこの作品は子供たちにも理解しやすい内容です。

アメリカに住むパエスチナ人一家の幸せそうな様子から始まるこの物語。一度も訪れたことのない故郷に思いを馳せ、父親はパレスチナの故郷で過ごした祖父母との思い出話や街の話を子供に聞かせていきます。

人は自分のアイデンティティを大切にし、国という土地は奪われても心の中にその国の血を受け継ぐ民族であることを誇り生きています。本来は平等に国土を有するはずであるにもかかわらず実力行使で武力行使で人々の暮らしを壊す権利はないはずですが、実際には繰り返されいます。果たしてそれで良いのかを今我々は問われているはずです。ぜひ明日の提案記事もご一読いただき子供達の時事問題への関心を育てて欲しいと考えます。

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