おもちゃ『フレーベル第八恩物(線)』

この『フレーベル第八恩物」の箱の蓋をスライドさせると子供たちは「なんだ、ただの棒か」とテンションが下がりますが、絵を描くことが好きな子や幾何学模様などの模様作りが好きな子、単純作業を好む子供達は使用している間にどんどん沼にハマるように集中して遊び出す傾向があります。我が家でも子供用の小さな机では収まりきらず、食卓テーブルでパズルを行うように全面に広げた大きな作品を作っていたものでした。そこから障子・襖・欄間などの建具の装飾部分の組子細工に興味を示したことがあります。偉人の記念館や生家や歴史的日本家屋を訪れると「麻の葉」「亀甲」「七宝」などと組子細工の工法を楽しんでいました。遊びを通して色々な知識や教養を深掘りさせるのも親の導き方一つだと感じています。ではこの『第八恩物』の説明に入ります。


3cmの倍数の5種類の長さ(3cm、6cm、9cm、12cm、15cm)の長さの棒で構成されています。倍数の間隔をこの遊びから算数の土台作りとして実践することができます。


それぞれのサイズは、白木・赤・水色・黄色・緑・オレンジ・紫の7色で構成されています。




1、仕分け遊び

色遊びも楽しむことができ色分けだけをする方法と長さと色を識別しより歳差力を磨く遊びを行うこともできます。




2、数遊び

長さが3cmの倍数になっているのでどれがいくつでどれと同じ長さになるのか考えます。 単純に示された数を作るということも行えますが、2とび、5とび、10とびで数遊びを行うことができます。『第八恩物』はどの長さの棒を組み合わせると同じ長さになるか比較することで足し算、引き算、掛け算、割り算分数など数学的思考を実行することができます。




3、文字遊び

第八恩物のそれぞれの長さの棒を使用し直線表現を行なっていきます。簡単なカタカナ、漢字、数字などの文字を作ることもできます。この取り組みは次回紹介予定の『第九恩物』の曲線を使用すれば表現の幅が広がりひらがなも作ることができます。




4、図案模様遊び

長さの違いを利用して表現し模様遊びを行います。長さの違いを利用し物体の輪郭をとり、印象を具体化して自分自身の表現したいものを作り上げていきます。まずは小さなものから自由に作り上げることを楽しんで欲しいと思います。それになれてきたら大きな作品を作ることに挑戦をするとアイディアが澱みなく溢れる経験ができるかもしれません。

上、中、下、右、左、向かう、離れる、垂直、水平などの理論的構成力を発動し、さまざまな傾斜や角度の建築的構造理解を自然に育てることができます。また『第七恩物』で幾何学的形状を構築することも可能です。




5、他の恩物と合わせる

ほかの恩物シリーズと合わせて色々な構成遊びを楽しむこともできます。フレーベル第八恩物は表面を表現することから「線」へと移行し、アウトラインを明確に表現することができ第七恩物の形状を合わせることでより豊かに表現することができるようになります。

今回は以下の『フレーベル第三恩物』と『第三恩物』を使用して作りました。


この第八恩物に含まれているピースは以下の通りです。ただし使用年数とともに書けや俺が出たものは廃棄しています。

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