絵本『やさしいライオン』
ドイツの動物園で「犬がライオンを育てた」という新聞掲載記事の実話をヒントに、やなせたかし氏が構想し誕生したのがこの『やさしいライオン』という作品。やなせたかし作品といえば誰もが知っている『アンパンマン』ですが、そのほかにも衝撃的なストーリーの『チリンの鈴』や隠れた名作の『やさしいライオン』があり、今回取り上げることにしました。
この作品はみなしごライオンのブルブルとお母さん代わりをした犬のムクムクとの物語。ブルブルはムクムクの優しい子守歌を聞きながら成長し、立派なライオンになったブルブルは都会の動物園に移されることにな李離れ離れに・・・親子の関係性は血のつながりではなく、共に愛情を交わし共に時間を過ごしてきたものだかが知る切なくも心温まる作品です。やなせたかし自身が生みの親と育ての親という二人の母親を持つことから何か感じるものがあったのでしょう。本当の親子関係は血のつながりではないというメーっセージ以上にラストが切なすぎます。読んだ子供達はどのような感想を抱くのでしょう。
0コメント