簡単工作『雨の雫 raindrops』

梅雨時期をイメージした工作をということで、今回は雲から雨粒が降ってくる様子を表現したものになります。地味な工作ですがかなり色々な働きかけが詰まっています。


材料は段ボール、寒色系の色画用紙数種類、鉛筆、のり、はさみ、色ペンです。寒色系に拘らずに自由発想で色々な雨の雫や雲色にしてもいいかもしれません。


段ボールに空をイメージした色画用紙を貼り付けます。真っ先に段ボールに空の色をイメージした色を選び出し貼り付けることで、雨の雫色と被らないようにする思考力を発動してほしいと考えます。私たち大人は雨の雫色を先に選んで背景の色と被らないようにする逆思考が容易に実行できますが、子供達には先ず順思考で雨の雫色を選び出し、この段ボールの背景から選び雨の雫色を考える順思考をたくさん実行すれば、逆思考の発想に気付く事ができるでしょう。


次に雲を色画用紙に書いて切り取り、雨の雫を数種類の寒色系の色画用紙に描き切り取っておきます。雲を思い描くことはイラスト的な雲を好む子もいれば、「曇ってどんな形なんだろう?」と実際に雲を見て描く子もいるでしょう。雲は色々な形状があるのだと気付く事ができれば観察の目を育むことにもなります。

またテクニカルでいえば雲の形を切ることもスキルが必要です。はさみの扱いが雑であれば曲線を形のままNI切ることは難しいといえます。よって丁寧にゆっくりとはさみを使用しながら紙を動かすということを練習する必要があります。雨の雫も同じような事が要求されますが、大きめであれば曲線切りの良い練習になります。


雫をここから折って接着する工程になります。雫の縦に一番長い部分は4.5cmなので幼児にとっては半分に折ることも苦戦します。大きめのサイズで練習し、雨の雫の作品として作ってもいいではないでしょうか。

では作り方です。雨の雫4枚全てを半分に折り、その4枚を貼り合わせて1つの雨の雫にし、今回は10個の雨の雫を準備しました。この工程は雫が小さいので半分に折ることが結構難しい作業となります。


ここまでくればあとは貼り付けるだけです。まずは雲を貼り付けます。

次に雨の雫を貼り付けます。

最後に今回は小さな半ビーズを装飾し細やかな可愛さを追加しました。

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