おもちゃ『ホワイトツリー』
四季を沖縄の子供達に理解させる方法を常に模索しています。
体感ができればあれこれ考えずにすむのですがそうもいきません。
冬を視覚で捉えさせる方法として、葉が雪化粧したのはこのホワイトツリーはうってつけでした。
3歳から使用できます。
細かい指先の動きが必要になるため手助けをしながら行います。
まず本幹をぎゅっと握り土台に差込みます。
握って差し込むことができなければ、フェイスタオルなど布を引っ張りあいっこし、握る力をつけましょう。
枝を本幹に差し込むためには、指先からはまるという感覚が伝わってくることが大切です。日頃から指先でものの硬さや柔らかさ、押す引く、摘む、潰すなど沢山の感覚遊びをさせましょう。
ここから更に難易度が上がります。
葉を斜めに差し込むには角度に注意を払います。大人の手助けが必要な場合は差込みの様子をアナウンスしましょう。
最後に差し込む赤い実は簡単です。難しいプロセスも手助けをし仕上げをさせれば、達成感を味わうことができます。
取組みを進めながら冬の木々の話をしたり、四季折々の木の様子を話し聞かせることも育みの一環です。おもちゃとは言い難いものも子供の発達の取組みとすることで活きてくるものがあります。身の回りにあるものに目を向けてみましょう。
0コメント