おもちゃ『エルツ社 ループ』
以前紹介したワイヤーメイズの同種、エルツ社のループ。
対象年齢は親が使用してみせる0歳児~子供自身が使用する1、2歳。
ドイツ ザクセン州のエルツ山脈地方に玩具メーカー
このループは現地での購入なので、日本に入荷していません。他社メーカーの似たようなものを選んでいただくとよいでしょう。
コンパクトなループは横にくねくねとループを描いていますが、縦位置のものは上下の視覚運動が促せます。
指先を単純に上下させることで、できないと放り出すことは少なくなります。集中する時間を少しでも伸ばせるようにしましょう。
0歳児は視覚運動を促すために、手の届かない場所に置き追視を行います。
おもちゃが目に入ったら直ぐに渡さず、じっくりと見る取組みを重視しましょう。この積み重ねが待つという姿勢を育みます。待てる子と待てない子の差はこのような親の行動が関係しています。
じっくりと視覚運動をした後に手渡しますが、生後3、4ヶ月の子はリングやビーズに触れさせることから始めます。
掴まり立ちや伝い歩きをし始めた頃や歩き出し直前に、床を踏みしめる行動を始めます。
その行動の1つに、物を踏みつける行動があり、お行儀が悪いと思いがちですが、その行動が出てくると足裏で地面を踏みしめる歩行に近付くとお考え下さい。
歩き出しが楽しくて仕方がないという感情の芽生えを満たしてあげながら、一方で手を動かすループ遊びなどを意識して行いましょう。特に言語発達を促すためには右手を、空間認知なら左手意識します。ただ何よりも両手のバランスが偏らないように注視し、左右脳を育てる促しをしましょう。
人とのコミュニケーションが発達している子は、年齢に関係なくねずみや象の表情に逸早く気付きます。年齢それぞれに反応が違いますので、その反応について私からのアナウンスがあれば、コミュニケーション能力が順調である事とお考えください。
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