おもちゃ『木製ダックスフンド』

バルト三国の南側に位置する森と湖に囲まれた美しい国リトアニア。

我が子が幼い頃、旅先で見かけた1冊の絵本が忘れられない。小さな女の子と愛犬が夏はブルベリー、秋はきのこを森へ採りに行くそれはもう大変美しい挿絵本だった。

旅の途中で買い求めるチャンスを逸し、20年余り過ぎても忘れられず、リトアニアに反応してしまう。そんなこんなの個人的思いが先行し、見つけたのが今回のダックスフンドのペン立て。

最初は知育用として考えていたが、遊びの天才は、いざこれを手にするといろいろな化学反応を起すものだと感心してしまう。

ダックすの鼻を握ってガブッと噛んでみたり、尻尾を掴んで引き摺ったり、穴に指という指をを全て入れようとしたり、極めつけは胴を握り締めてテーブルや椅子の下を潜るというつわものいて見ていて面白い。


おもちゃとして作られているものだけがおもちゃではない、と考えている。

子供達の手にかかれば何でも遊びになるのだ。高価なものだけを与えて満足する事や遊びはこうあるべきだという固定観念に捕らわれることなく、子供の発達を頭に入れて柔軟なおもちゃ選びに通ずる斬新な発想をお母様方には持っていていただきたい。またそこにはご自身のお子さんに対する見識も望みます。

幼児期の遊びは学習に通じます。だから必ずレッスンでは学習に結び付けることを忘れません。学びはやがて生きることへと繋がるものと信じています。


留学中、ポーランドとリトアニアの友人がいました。リトアニアに進行したポーランドの歴史について本音で討論する両者の姿に自らの見識の稚拙さを恥じた事を思い出します。

子供達には固定概念に捕らわれず、いろいろな学びをバランス感覚をもって修養し、自らの意見や考えを述べることができる人であれと、思います。

Baby教室シオ

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