おもちゃ『ジェコパズル 動物住処と食べ物』

これまでに幾度となくご紹介してきたフランス・ジェコのパズル。

いろいろな種類があります。今日ご紹介するのは動物に関するもの。

わずか2ピースなのでパズルはめの練習としても使用可能です。

レッスンでこのパズルを使用するのは、動物名を覚え絵本を読み進めている2歳頃。

動物に関心がないとパズルを見ながら言葉のキャッチボールはできません。

よって年齢ではなく、お子さんの知性と取組みの進捗度合いに合わせ実施します。

鳥類でも住処が違うことに気付けるか、お子さんの注視力と思考力をこのパズルで判断します。こちらから貸出す絵本を繰返し読んでいれば自然と理解している内容です。

その後は更に多種多様な鳥たちの住処や特性を扱う絵本へと促します。するとカッコウやホトトギスの托卵に驚きを隠せず図鑑を楽しむ子がいます。

知る楽しみを獲得すると集中力・記憶力も同時にレベルアップし相乗効果があります。


このパズルは動物たちの主食やイメージ性のマッチングを行います。

ただパズルをはめて終わりにするのか、それとも新しい情報を与えたり、一緒に本を読むなどするかはご家庭の方針次第。


例えば、「パンダの食べ物は何かな?」という質問に対し

「草、葉っぱ」と答えるのか、「笹の葉」と答えるのでは認知レベルが違います。

この差はご家庭での働きかけ方が関係したり、ご両親の語彙に対する認識の差です。

後者をインプットできる子は知識を深める傾向があります。

パンダは熊の仲間なのにどうして笹だけでお腹一杯になるの?どうしてお肉を食べないの?こんな子供らしい質問から、絵本や図鑑を通して消化の悪い笹を一日中食べる事や古代人がパンダの生息域に入り込み高緯度に追いやった事を知るようになります。

『知る』という意欲を育てるためには、親の学ぶ姿勢が大切な事も付け加えておきます。


昨日、恐竜のフィギュアをクリスマスプレゼントにとお考えとのお話がありました。

4体のフィギュアを購入予定とのことで、肉食、草食、魚を食べる恐竜のほかに、空を飛ぶものの4方向でお考え下さると良いでしょうとお話をしました。

いろいろな切り口から思考できるようにする、そんな心遣いがあれば知性をより深めるチャンスを手繰り寄せたことになります。

みなさんはどのようなプレゼントをお考えでしょうか。


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