おもちゃ『はらぺこあおむし』
1歳を過ぎた頃に手首の柔らかさが左右対称か確認をします。
この年齢の子供達は左を中心に使う子と、両方をバランス良く使っている子に別れる傾向があります。右手が利き手と決まっていることは案外少ないものです。
なるべく左右非対称にならないようその子に合った働きかけをお伝えし、手首運動を促すおもちゃがこのはらぺこあおむし。
コンパクトなのでお出かけ用として持ち歩きに便利です。
ネフ社のジュバやクラシックワールドのキャタピラー、アーテックのくねくねイモムシよりもコンパクトでこの年齢のこの手のサイズに合っています。
残念ながら頂きものでどこのメーカーが出しているのかが不明ですが、外国製だった事を記憶しています。
1歳の子にとっては握りやすいサイズで、各パーツがゴム紐で繋がっていますが、手首を使い容易にくねくねと曲げることができます。
ころころと変わるイモムシの表情に楽しくなり動かす子もいれば、直ぐに飽きてしまう子もいます。できるだけあおむしと会話するようにストーリー仕立てにしたり、あおむしになりきって言葉を掛けることで興味を引くことができます。
楽しくあおむしを動かせるように誘導することも必要です。
手首の柔軟さはものの扱いに深く関係してきます。手に力を入れたり、力を抜いたり、指先でものを扱う手や指だけでは器用とはいえません。手首との連動が必要になります。
わらべ歌や手遊び歌も活用して取組んでもらっていますが、おもちゃを使用することも重要な事なのです。
自由自在に、手の動くまま曲げたり捻じったりしながら存分に楽しんで、手首の柔軟さやものを扱う器用さを身に付けるようにしましょう。
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