おもちゃ『おべんとう』
お子さんが小さいとお弁当作りが苦痛なんて話を耳にします。
我が子が幼稚園の頃、粗食という曜日がありました。
その日はいつも食べているお食事に感謝しましょうという幼稚園の方針で、おにぎりのみという日でした。
ある水曜日、子供が帰宅してこういいました。「すいようびはおべんとうがくろかしろなんてつまんなーい。」そういう言葉を聞いて、小さい子でも彩を楽しんでいるんだなと感じたものです。
今回は絵本とおもちゃをセットにしている取組みの中から、お弁当詰めをするおもちゃを紹介。
手持ちの容器でも構わないと思うのですが、お弁当売り場を見ているといろいろな形のものがあり、基本は四角が多いので敢えて曲線をイメージできるもので、日本人らしく檜の『曲げわっぱ』を選びました。
お弁当箱の蓋を開けておかずを詰めていきましょう。
子は普段の何気ない日常の中からでも色彩刺激を受けています。彩を考えながら決められた容器の中にものを配置する遊びも感覚刺激を研ぎ澄ましす。
木製のおかずをお弁当に詰めることは案外難しいものです。貸出しをすると、お母様がお子さん以上に楽しんでくださるようです。この遊びをしてから苦手なブロッコリーが食べられるようになったとの話も伺いました。予想以上に楽しい遊びは子供達を成長させるんだとつくづく感じます。
最近はお弁当箱を包まずに袋に入れる収納タイプもありますが、できればリボン結びなどの練習のためにもハンカチを使う取組みも行ってほしいものです。
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