おもちゃ『ウォールパネル・アルファベット』
目と手の共応動作を学ぶおもちゃには多くの種類があります。その中でもボードタイプで球を動かすもの、ノブを動かすもの、マグネットタイプ、今回紹介する鉛筆タイプなど様々です。
多くのものは子供の目を引くために色や形の情報がありますが、写真の通り運筆情報に集中できるようにするため不要なものは一切ありません。本来質の良いものはシンプルなものが多いものです。
鉛筆を人や乗り物に見立て擬音を付けたり、鼻歌で音楽をつけたりしながら遊び心を持ち、楽しく迷路感覚で行うように声を掛けながら行います。
海外製でアルファベットを習得させるためのものなので、綴りに繋がる様になっています。本体にと繋がった木製の鉛筆で溝をなぞります。手元を見ながら動かす難しさがありますが、幼稚園で英語を習っている子供達はその動きに夢中になります。
表面は特殊加工が施されているため、市販の水性ペンで溝下の白い部分に見て真似て書くことができます。文字を書くためには手元を確りと見るという注視力が必要になります。
文字を書くことは見るという注視力と、見たものを真似て書くというイメージ力及び手の動きのスムーズさが必要になります。文字を習得するためには幾つも力を合わせていくことになりますが、真似てイメージして書くハードルは思いの他高いものです。プリントを何十枚もこなすよりも、プリントを見ながらノートやスケッチブックに真似て書く練習方法をお勧めします。
このようなものを使用するまでに確りとお絵描きをさせましょう。クレヨンを持たせるのは1歳過ぎからお勧めしています。
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