教具『数の取組み 並べ替えパイ]』

数や数字の取組みの教具は選べないほどの数があります。その中でどのようなことを習得させるのかにより選択することが必要になります。

今回取上げるのは3歳からの使用できるアメリカ製教具ですが、教室では2歳から4枚の仕分け台紙を本体にセットし、それぞれの指示に従い仕分けを行います。トングが使用できる子は使用し、扱いが難しい場合は手で行います。


仕分ける種類は葡萄・バナナ・りんご・オレンジ・グレープフルーツ・プラム・プルーンなどがあります。そのものを確りと認知することも使用する前に行いましょう。

バナナが黄色だと思っている子もいます。土地柄バナナを庭に植えている家もありますからお散歩がてら緑のバナナを探してみるのも良いでしょう。2歳を過ぎる頃には一つの名詞には幾つもの種類があるということを理解させる経験値を上げましょう。例えば葡萄にはシャインマスカットや巨峰、安芸クイーン、デラウエアなど。

それぞれの仕分けが出来るようにトレーニングしていきます。まずは視覚情報で同じように仕分けが出来るよう行います。


ものの名前や種類が理解できて色の認知が進んだらこの台紙を使用します。種類が異なるものを一緒にすることに戸惑うこともありますが、色を軸にして仕分けることを確りと伝えるために色確認をしてから取組んでください。

次は色を度外視した種類分けですが視覚の色に引っ張られやすいので、この場合には種類で分けることを伝えてからスタートしてください。

数字1~10までを読めるようにしておきます。また同時に数えるトレーニングも必要です。この取組みを行う条件としては、ものを分類して数えることができることです。これが出来るようになると本格的な数概念のプリントをスタートさせていきます。

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