身体発達『天使の微笑み』
『天使の微笑み』といわれる生後0~1ヶ月に見受けられ、先天的な能力です。生理的微笑の初期は片方の口角だけを上げます。引きつるような感じなので「大丈夫かしら?」と気にされる方がおられますが心配は要りません。日数が経つと写真のように両方の口角を上げます。寝ているときに起こることが多くそのタイミングはまちまちですから写真に収めたことは親子の息が合った素敵な瞬間です。
ただこの微笑みは長く続くものではありません。生後2ヶ月ごろにはその回数も減りぴたっと見受けられなくなります。期間限定の特別なギフトなのです。子育ては毎日が奇跡の連続です。その輝きの瞬間を特別なものとして捉えることができる幸せをお母様は感じておられることでしょう。
生理的微笑の起こるメカニズムは解明には至っていませんが自立生存が難しい赤ちゃんは、その微笑で親に関心をもって育ててもらい母親もまた母性を育むためだと考えられています。生理的微笑のあとには社会的微笑の獲得が始まります。1歳までに獲得すべきことの1つが愛嬌の獲得です。寝ているときの生理的微笑であっても微笑を返してあげましょう。
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