スナップ『イースターエッグ』

日本でも少しずつイベント的な様相をていしてきたイースターは、今年４月１７日だそうです。ハロウィンのように派手ではありませんがイースターを楽しむご家庭も増えてきたようです。

今年もコロナ禍にありレッスンの時間短縮で簡単にできるデコレーションを卵に施す取り組みを行いました。今回は飾りを幾つかご寄付いただいたのでより楽しむことができたように思います。

毎年行う生徒さんはあっという間に作り上げます。というのも手先が器用に動き、感性も研ぎ澄まされているので、完成図をイメージしながら「こうしたい」「あーしたい」と進めていくことができます。

ここから先は２歳の生徒さんお二人に登場してもらいます。工作的取組みは２才以上が対象のため初のイースターの取組みです。

子供は糊やボンド、絵の具など容器を押して中身を出すことがとても好きです。たくさん出すことに意識が向くので、指先の圧を加減し中身を出すことも学びの一つです。

兎にも角にも指先を使うことをたくさん経験させ道具の扱いを覚え、指先からの刺激で脳を発達させ、思考力や創造力を養い、美的センスを磨いてほしいと考えます。ファインモータースキル（微細運動）が劇的に伸びる５歳までにどれだけ経験させることができるかを意識し、ご家庭でも様々な経験の機会を設けて下さい。

２歳にして男女の選択するものは方向性が異なるように思います。女の子は可愛さ溢れるものを選び、男の子は大きな地から強いものを作品に繁栄する性差が出ていますが、その性差よりも感性を磨くために図画工作は表現させることを意識して下さい。