スナップ『短冊に願いを込めて』

七月に入り行事の七夕に行う短冊に願いを込めて書く取り組みを行いました。

七夕の願いは機織りや裁縫の上達を願う風習の意味があり、七夕の願いを叶えてくれるのは織姫という事になり手習の上達を長うことが多かったそうです。子供達は思い思いの願いを文章にしたり、まだ字の書けない生徒さんは絵で表現をしました。

写真の生徒さんはすでに幼稚園で願いを書いたそうで、その願いとは別に「物知り博士になりたい」と記入していました。すでに物知り博士になりつつある頼もしいお兄ちゃんです。意欲が実力になりつつあり、今年教室を代表する期待のホープで夏休みに相当な実力を付ける予定でおります。

次の生徒さんは大好きなお父様を常に心の中で確認しつつレッスンを受けておられます。行事育をスタートしたばかりですのでまだその意味を理解できずにおられるでしょうが、毎年実践することで豊かな心の育みが形成されていきます。お母様の器用さを活用していただき親子で楽しい時間を作る事が幸せ実感の第一歩となるはずです。先出の生徒さんもお母様の尽力により相当な勢いで伸びています。先輩ママさんが頑張って来られ結果を出していますので、そのバトンを受け継いで数年後のホープにと期待をしています。どうぞお母さま発信で楽しみを紡ぎ出して下さい。

最後はご姉弟での登場です。本当に頑張り屋さんのお姉ちゃまといつもニコニコ全ての取り組みを受け入れる弟君です。お姉ちゃまは社会的視野が広がり自他との違いを知りつつ、その事をどのように受け止めるべきかとレッスンの合間をぬって話をしてくれるようになりました。感受性豊かに見聞きしたもの全てが彼女自身の肥やしになることを願っています。

きっとお父様のような素敵な男性になるんだろうなとその笑顔を見る度に思います。最近は幼稚園でのお相手さんのお兄ちゃんが憧れだと話、「・・・お兄ちゃんみたいになれますように」と短冊に書いたそうです。きっと弟君も数年後年下の男の子から目標とされる子に育つと確信しています。このままお二人とも素直に大きく成長してくれることを願います。

毎年子供達の願いにくすくすと笑わせたもらったり、感心したりと楽しく過ごしています。今年も私の期待以上の願い事が続々と出ています。公開できないのが残念ではありますが、子供の視点の面白さや鋭さ、純粋さをを今年も感じさせてもらいました。

全ての生徒さんの心身の健康と無限の可能性が天の川の金銀砂子のように光り輝くことを心から願います。