スナップ『遊びのキャッチボール』
子供のコミュニケーションはまず母子、父子、そして兄弟姉妹、おじいちゃんおばあちゃんと広げていくことが大変望ましいものです。人とのコミュニケーションを取るということは、お互いの話に耳を傾けること、そして互いの話を受けて会話を楽しみ行動をし共に歩調を合わせるようにすることで、子供の情緒の安定とお母様の心のゆとりが生まれてきます。
毎日の何気ない子供との関わりの中で育むこの情緒は一生涯の財産です。母子の会話を十分育ててあげると生徒さんのように周りにいる人々へも関わろうとするようになります。そして情緒が安定してくると遊びを通して思考力・記憶力・予測力などが自ずと能力が芽吹き始めます。ではその一連の流れを写真内の吹き出しでご覧いただきましょう。
お母様の遊びの誘い声にしっかりと耳を傾けアイコンタクトを取っていることがわかります。そして写真を撮っている私に対してアクションを起こしているので、その心の声に応えてあげると理解してくれたと安心して遊びに行こうすることができます。遊びに夢中になった後は子供からのアクションがない限り集中して遊ばせましょう。すると集中力の芽も出てその質を上げることになります。またどのように遊んでいるのかを見守ってくださると遊びの変化に気付きやすいので、新たに与えるおもちゃや卒業する遊びが見えてきたり、子供のできることやできないこと、これから上達してもらうことなどが見えて来るようになります。
そして遊んでいる途中に側にいることで子供が発するコミュニケーションを的確にキャッチすることができます。できるだけ一日のうちに一度は側にいてこのような時間を持っていただきたいと思います。
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