スナップ『乳児の集中力の育成』

これまでに幾度となく子供の視覚と指先の動きについては話をしてきました。今回はお誕生を迎えたばかりの生徒さんが、夢中になって絵本を見ている様子から何が見えるのかを取り上げます。

お誕生を迎えたばかりの頃は、遊びにしても何かを確かめるにしても集中力は短いものです。その発達時期に集中するものを作るということがこの時期にはとても重要で、その集中できるものを見つけ出してあげることが親御さんの役目だと思います。

生徒さんは絵本が手元にあると必ず自らの手を伸ばして開いています。

お母様曰く絵本を逆さまに見ていることもあるそうですが、逆さであろうと斜めであろうといろいろな視点で見ることを楽しんでいることをそのまま受け入れましょう。大人が正しい位置に絵本を直してあげる必要はありません。いつもみている絵本を逆さまにしてみると新たな見え方を楽しみ、何かを発見しているかもしれません。子供が集中していることに気づき、『集中力を育成しているタイミングなのね』と見守って下さい。絵本の読み聞かせの経験を積ませると、自然と逆さまに見ることは減少していきます。逆さまであろうと斜めであろうと絵本に集中していることの受け入れを。

Baby教室シオ

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