おもちゃ『食育パズル』

生徒さんが目下はまっていることはスーパーのお肉売り場。売られているお肉の部位の名前を覚えることだそうです。二週間に一度幼稚園の帰りにスーパーの花屋さんでお花を一輪買うことからスタートしたお買い物経験。やがて旬を感じてほしいとのお母様の思いから果物や野菜コーナーと広がり、今ではお肉コーナーで肉の部位がどこなのかを調べるようになったそうです。そんなお話を伺って色々と思い出しました。子供の興味を広げる鍵を握っているのは親御さんです。日常にあることを視野を広げるためにどのように経験を積ませるか考えてみましょう。

我が家の子達も一時期牛肉や鶏肉の部位名に興味を示したことがありました。「トモサンカク、カイノミ、ザブトン、ハラミ」と次々に出てくるワードに子供から質問攻めにあったことがあり、なんとなくこの辺かな?というような適当に答えていたこともあり、それでは母の威厳が保てないと思い直し子供に知られないようこっそりと学び直した経験があります。そんな時に探し当てたのが今回取り上げるおもちゃです。

では牛のパズルから見ていきましょう。全てをセットしている状態だと可愛い牛さんという感じです。

パーツを本体から外すと部位名が記されており、親子でその部位名とその位置を覚えてみましょう。太字で書いてあるのが元々の表記ですが、鉛筆書きしているのがスーパーやレストランなどで耳にすることが多い名前を私が追加記入したものです。このようにブログに掲載するのであればもう少し体裁を整えておけば良かったと思います。


次にニワトリのパズルです。リアルさに少々欠けているので足が1本まるでハンガーのような足先ですが、子供たちが誤解しないように別のイラストや写真を用いいてフォローをしています。

羽をたたんでいる状態での部位名の記載になっているため分かりづらいので、別の羽を広げた状態でのイラストを用いて部位名の確認をしています。よって中面の部位名を活用するというよりもパーツを嵌め込みながら顔、お腹、羽、鶏冠などとアナウンスをします。


魚は本体には部位名が書かれていなかったので私が記入しました。魚が骨になった状態なので魚の部位名を表記するのは難しいものですが、魚一尾を上手に食べることができるように食卓でのチャレンジをしてほしいと思います。

余談ですが我が弟は小さい頃から色が細く、野菜や魚を好まず肉ばかり好んで食していました。母は彼に野菜を食べさせようと気づかれないように調理し、父は小さな小骨を丁寧に取り魚を食べさせようと努めていました。子供ながらに弟に対して過保護だなと感じてはいましたが、今父の行動を思う時愛情の深さを感じさせてくれています。

皆さんの今の頑張りが数十年後、お子さんの心の中に温かな思いが込み上げてくれるものだと確信しています。自信を持って愛情を注いであげてください。

Baby教室シオ

ほんものの学び。今必要な学び。乳児期から就学期までを総合プロデュースする沖縄初の乳児のためのベビー教室です。