おもちゃ『獅子舞パズル』

昨日から新しい年のレッスンが始まっています。年の前半は行事が目白押しのため行事育に力を入れ、様々な行事アイテムを学んでもらう事になります。1月といえば門松、しめ飾り、破魔矢、初詣、お屠蘇、おせち、お雑煮・・・とたくさんの覚える言葉がありますが、そんな行事言葉を覚える時に使用するおもちゃはなかなか見つからないものです。そんな中でも数少ない行事育用のパズルを取り上げます。

今回用意したのは1月に相応しい獅子舞に羽つき、鏡餅とお正月を題材にした木製パズルです。一辺11cmのコンパクトなもので手先の器用さが備わっていないと扱いが難しいので対象年齢は4歳以降としています。

先ずは台座からパズルを全て取り出して獅子舞部分を獅子舞の顔と人間の足、鏡餅に羽子板をバラして組み立ての練習を行います。羽子板や鏡餅は特に小さいので力任せに入れないようにしてください。

女の子の部分は組み立てはありませんので直に台座に嵌め込んでいきます。獅子舞の唐草部分を嵌め込んで、人間の足、小さなパーツと嵌め込んで完成となります。

日本で獅子舞が登場したのは諸説いろいろありますが、日本書紀によると612年朝鮮半島の百済から奈良県に伝わったそうです。そして16世紀ごろに伊勢の国で飢饉や疫病を追い払うものとして始まり江戸に伝わり全国へと広まったとされています。獅子舞一つとっても行事に登場するものの由来は面白いもので自然と日本の歴史の断片に触れることができる魅力があるものです。このパズルをきっかけにそれぞれのアイテムの由来を学ぶきっかけになると行事育を深めることになるでしょう。


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