提案『イースターを楽しむ』

3月のひな祭りが終わると春を告げる取り組みとしてイースターのエッグペイントを行うのですが、今年のイースター3月31日は下旬のドタバタでイースターのペインティングをレッスンで行うことができませんでした。今回のイースターの提案及び工作やペインティング記事提案は次年度にご活用して下さればと思います。



1、イースターエッグを作る(ゆで卵を作る)

子供が小さい頃はゆで卵を作りそこにペインティングすることもありました。いつも食紅で描かせていたのですが、その準備をしている最中に待ちきれなかった子供が油性マジックで描いてしまい、殻を剥いたらマジックが白身に移り食することに至りませんでした。その経験から生卵を茹でたものには多くのシールを準備し貼り付けることを行いました。シールを貼り付けてエッグハンティングをした後はミモザ風サラダにしたり、スパイスの効いたデビルドエッグにしておしゃれな前菜を作るなどしました。いつもと違うゆで卵料理をするのがイースターの定番でした。

また生卵に小さな穴を開けて中身を取り出してオムレツやオムライスにしたりと料理をするのももちろん楽しく、殻はペインティングに活用するなどしても良いでしょう。



2、エッグペイントを楽しむ

昨今はイースター工作用にいろいろなものが販売され、イースターエッグに模した商品もあるのでそのまま飾ってもよし、エッグペイントを追加して楽しむのも良しで行事育としてもとりいれやすくなり飾り紐もついているので仕上がり後もすぐに飾ることができます。



3、エッグハンティングを楽しむ

イギリスではイングリッシュガーデンの中に紛れ込ませてエッグハンティングを楽しみますが、エッグを見つけるよりもキャンディやチョコレートなどのお菓子を見つけることが楽しい遊びです。幼稚園で行われたエッグハンティングは子供達が蜘蛛の子を散らすように園庭へと駆け出していく様子を微笑ましく見ていたものでした。一人で何個も見つける子もいれば、見つけられない子供に先生が寄り添ってこっそり傍にお菓子を置いたりする光景や子供達が下を向いて探すことを逆手に取りユーモア満載のシスターが木の枝にお菓子を幾つか吊り下げ、思いもよらぬ場所で見つけた子供達は歓声を上げて大盛り上がりでした。このようにシスターのセンスの良さは子供の特性を知り尽くし、子供の喜ぶ顔を想像する愛情がなければ行えなかったでしょう。親の私でもあの子供達の表情が一際輝いていた瞬間を何十年経っても忘れることができないのですから、子供達の心に深く刻まれているのは当然のことでしょう。奇想天外の面白さをサプライズとして組み込むのも大人のセンスというものでしょう。



4、部屋をデコレーションする

春の訪れを楽しむためにお部屋の一角を飾り立てることもお勧めします。イースターをイメージする市販のものを飾り立てる方法もありますが、子供達と共にイースターの飾りを作って飾るなどして楽しむことも可能です。

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