スナップ『一歩踏み出す瞬間』
今週は歩行の発達期を迎えている生徒さんの直立から一歩踏み出す様子を写真で収めました。慎重派の生徒さんなので這うことからの立ち上がりは順調でも、独り立ちからの一歩が早めに出るのかそれともゆっくりなのかが興味深く見守っていました。持ち前の運動神経の良さから早めの一歩を踏み出すことができました。精神性の慎重派であっても運動能力が高いと精神性を上回る能力が出現しやすいのが生徒さんの特徴なのだろうと判断しました。
これから成長する上で慎重さで様子を伺う事があっても『あなたの力ならできる』という自信を育ててあげることで消極性とは距離を置いて導く事が可能ではないかと考えます。
這う姿勢から自力で立ち上がりそこから時間をおかずスムーズに足を出す行動に出る事ができました。
両手でバランスをとり前傾姿勢になりながらも多少の不安定さをグッと堪えて、左足を前に出し自立歩行の一歩を踏み出しました。
たまたまお母様のお隣で踏み出したのでお母様が思わず手を差し出した形になりましたが、おそらく生徒さん一人でもバランスをとり着地することができたであろうと思います。
あとは前傾姿勢を立て直し腰骨に背骨乗せてまっすぐに立つ行動を起こします。
「どうだ、ぼく一人で一歩踏み出せたぞ」と凛々しいお顔となりました。このようなことを繰り返しながら一歩二歩と歩みを弛まず続けてしっかりとした歩行が進んでいくことになります。バランス感覚を養うためにもお子さん一人で練習をしてほしいと思います。
今週はさらにしっかりとした歩行になっているでしょう。
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