簡単工作『りんごのクラフトでんぐり1』

でんぐり飾り=でんぐり紙細工と呼ばれるクラフト飾りは七夕の時によく見かけるものです。あの薄いハニカムシートを広げるのは楽しいもので子供心にどのようになっているのか広げて分解した記憶がありますが、その結果がどうなっていたのかの解明ができぬままになっていたのを思い出しました。それにはたと気づいたのが七夕飾りのでんぐり飾りをビリビリに破いていた子供の行動です。この仕事をしているとでんぐり飾りには子供に習得させたい立体図形や線対象の要素がたくさん存在するのです。しかしデンぐり飾りにたどり着くまでには長い道のりなので、まずは手始めとなる線対象を意識したクラフト作りから始める記事を書くことにしました。記事の流れから連続で取り上げることは出来ませんが、副題として『でんぐり』としていますので気長に読んでくださればと思います。

今回は明日取り上げる記事の手仕事『アップルコアラー』をヒントにりんごのクラフトを作ります。


でんぐり飾りの紙はハニカムシートと呼ばれる和紙に近いような柔らかい紙のため、子供達が扱うには難しいため先ずは色画用紙を用いていきます。

材料は至ってシンプルです。赤りんごと青リンゴ、葉や軸用の色画用紙、速乾ボンド、ハサミ、鉛筆です。


りんごの実、葉、軸を鉛筆描きをして型紙を取ります。葉と軸は小さいためにそのまま描き、実の部分を線対象で描きます。線対象がイメージできない場合には、普通にりんごを描いてもらい紙を半分に折って線対象の理解を促します。以下の写真のように形が線対象になっていない場合は半分に折ってからハサミを入れて形を整えます。


それではりんごの実の形を貼り合わせていきます。

作り終えたら広げつつ形を整えます。りんごはいろいろな種類があるので色や形大きさを変えて種類別に作ってみるのも良いでしょう。

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