絵本『みんなのおねがい』
この作品の対象年齢は基本文字が書けない2、3歳向けの作品のような気がします。七夕の日の当日笹につける飾りを親うさぎと子うさぎが共に作るシーンから始まります。
七夕の時には「おねがいごとはなぁに?」とうさぎのウーちゃんが友達であるねずみ、くま、かえるに聞いて回ります。そしてみんなで短冊に願い事を書く段階でねずみのチューくんがうさぎのウーちゃんに願い事は何かと尋ねます。
2、3歳の子供たちはお友達に関心が生まれ、お友達と仲良くしましょうねという教えを理解させる発達段階に入っています。よってこの作品の落とし所は、お友達とすでに仲良くなっているよということです。
行事育は2歳ごろからしっかりと毎年毎年書き換えを行って積み上げていくものです。この作品から2歳児はスタートして欲しいと考えますが、できれば絵本のみならず七夕飾りを親子で作る経験も行えたら楽しみが増えること間違いなしです。そしてモータースキルや空間認知も養うこと間違いなしです。
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