絵本『おちびさんじゃないよ』
今年の小学校低学年向けの課題図書として扱われているこの作品は、小さな体の少女テンちゃんが常におちびちゃんと子供扱いされながらも自分自身はおちびじゃないと「あれもできる、これもできるんだ」と証明しながら物語が進みます。
そこへ転校生のマルくんがやってきて自分とどちらが体が大きいのか近づくのですが、マルくんに学校きってのいじめっ子が近づきます。小さなテンちゃんはマルくんを助けようとするのですが・・・
体は小さくても心の大きなテンちゃんがいじめっ子に立ち向かうのですが、マルくんのとびっきりの言葉にテンちゃんは心を打たれます。
ほかのお友達と比べて引け目を感じてる子や自信が持てずにいる子に是非とも読んでほしい作品です。テンちゃんの強さもさることながら、人の怒りをスッと宥めてくれるマルくんの優しさの育方が二人に笑顔をもたらせてくれます。明日2024年8月12日の提案記事は子供の笑顔に関する内容なのでこの作品を取り上げました。明日の記事にも関心を寄せてくださると嬉しく思います。
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