絵本『がまんのケーキ』
弱い立場の子供達のために短い作家生活の中で朱雀の作品を生み出したかがくいひろし氏の作品の中でも異例の教訓本です。かがくい氏の作品は小さな子供や純粋な子供たちにヒットする要素をたくさん含んだユニークさがありますが、そのユニークさを持ちながら子供たちにがまんすることの意味を伝えた作品です。
美味しいケーキを前に食べたいよ気持ち爆発のこいたろうさん、けろこさんが帰ってくるまで我慢しなきゃと諭すかめぞうさん。しかしこいたろうさんのあの手この手の会話に引き摺り込まれそうになり、とうとう台所に・・・
さぁ、こいたろうさんとかめぞうさんは美味しいケーキを前にとあるものを買いに行ったけろこさんの帰りを待つことができるでしょうか?この続きは絵本でお確かめを。
小さな世界の中にもがまんのお稽古があるようです・・・
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