スナップ『恵方巻き まきまき』
明日は節分ということで今週は一部の生徒さんに手指のモータースキルと行事の取組みとしてフェルトでの恵方巻きを実行してもらいました。
恵方巻きの具材が7本であることは七福神に関係することを話したり、それぞれの色のフェルト棒がどのような具材に見立てられているかなどの話をしながら巻いていきます。こちらの生徒さんは「ピンクはなぁに?茶色は?」ということで椎茸が好きなことを話してくれました。小さな子供たちにとって初見で七福神や具材全ての名前のインプットは難しいものですが、毎年繰り返し伝えることによりその内容が定着し興味も出てくるようになります。そのような育ちをすると必ず節分を迎えると思い出し、やがて子供を持つことになればしっかりと伝えていくことでしょう。生徒さんは7本の具材に見立てたフェルトを置いてにっこり。その様子があまりにも可愛く私の母性本能は大きくくすぐられました。
小さな手で海苔に見立てた黒のフェルトの上にふんわり感を出す白いハンドタオルを半分に折り載せ、その上に具材に見立てたフェルト棒を7本載せて両手でくるくると巻きます。手指で巻き繰り返すことで細やかな動きを繰り返し手指の発達を促すことができます。巻きながらコロコロと転がって行ったフェルトをどう巻き入れ直すのかを考えなければならない瞬間です。このような小さなアクシデントを起こした時が習得能力を上げることができる瞬間です。よって失敗とは思えないような小さなアクシデントは子供に任せて見守りましょう。
何度か繰り返しているうちにコツを掴んで上手に巻くことができるようになります。来週月曜日の提案記事『脳が最も効果的に学ぶのは失敗 No.2』で効果的な失敗と残念な失敗、失敗とはいかないもののアクシデントについて記事を記します。こちらも併せてお読みいただき子供達の小さなアクシデントや失敗の質に注目していただきたいと思います。
それでは最後に今年の西南西の方角に向いて恵方巻きをパクパクの写真で締めくくります。「さぁたべるぞ〜」今年も健康で過ごせますように。
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