スナップ『時間を忘れて没頭』

こちらの生徒さんは数日前に3歳のお誕生日を迎えたばかりです。乳児の頃から観察力に優れじーっと私の顔を見ては笑顔を繰り出し、成長と共に熟視の精度は上がり上手に真似っこへと移行していきました。

あまり多くを語らないお子さんだと感じていましたが、お誕生日のケーキが美味しかったようで色々と話をしてくれて、このまま話が尽きないのかと感じながらも取組みを出すと切り替え上手なので、すぐに状況を把握しこの目打ちの取組み(ぬい差し)に集中することができました。

集中するということはすべき以外の動作は抑えられ、すべきことのみの動作だけが淡々と繰り返されることを指します。つまり強制されての行動ではなく、自発的行動をし続けているという事になります。微動だにせず無駄のない動作や姿勢は年少児から年長児にかけて反復させたいものであります。時間を忘れて没頭できることを3歳になりたての数日前までは2歳だった子供が獲得していることはそう容易ではありません。お顔を隠しているので真剣な眼差しをご覧いただくことはできませんが、本格的学習期に入る前に獲得できたことは進む先が前途洋々であると言えます。乳児期のお母様の頑張りが今のお子さんの姿に繋がっています。

この集中力を傾聴と思考に結びつけた働きかけをこれからどんどん進めていく予定です。しっかりと相対する人の目を見て、しっかりと話を聞き、思考へと結びつけることができるようにこれからも努めていきましょう。

Baby教室シオ

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