簡単工作『ひな祭り工作』
今週金曜日の3月3日は桃の節句です。すでに雛飾りを節分終了後に出していますが、子供達は口々に「まだ2月なのにどうして」や「まだ冬だよ、春じゃないのに。」と話しています。このような発言を耳にすると行事や季節の概念が育っていることを実感し、3月4日に雛飾りが撤収されると「まだ3月なのに雛飾りが無い、どうして?」となるだろうなと想像しているところです。
雛飾りを3月いっぱい飾りたいところですが、迷信とはいえ3月いっぱい飾るのには抵抗あるので、工作なら気にすることなく飾ることができるという理由から、今回は平面と立体をセットにしたものを作ってみました。これまでに幾度か行った円い色画用紙を半分に折り貼り合わせていく方法を活用しています。子供たちに工作の力を定着さるためには同じ技法を何度も繰り返すことが必要になるため、提灯を取り上げた時と同じように作っていきます。
材料は画用紙、色画用紙、クレヨン、のり、はさみです。
先ずは人形の型を写真のサイズで型取りをします。男雛は冠と羽のような飾りの立纓(りゅうえい)、女雛はティアラのような釵子(さいし)を外輪だけ頭に乗せた状態のシルエットにし、クレヨンで顔を描くときに塗り分けます。2枚重ねにするために各2枚準備し貼り合わせます。
体の部分は直径6.5〜6.7cmの円を男雛女雛ともに10枚ずつ作り、重ね張りしていきます。
女雛は十二単を意識してカラフルな暖色系にしても良いでしょう。ただしその時には男雛とのバランスを考えて枚数は同数にすべきかと思います。体の部分をペーパークラフトにするために立体的になるので男雛は笏(しゃく)や飾剣、女雛は檜扇(檜扇)を貼っても良いでしょう。紐を裏側に貼り付けて吊るし雛にすることもできます。
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