おもちゃ『エデュテ ヒナキューブ』

日本の玩具メーカー Etude baby & kids (エデュテ )のヒナ・キューブです。このおもちゃが登場した時にはネフ社のアングーラに似ているなと思ったものですが、大きく違うことは日本の伝統行事である雛祭りを空間認知を促すキューブを使用したおもちゃとして取り入れたことです。

本物の雛飾りは高価なものなので子供が雛人形で遊ぶということは難しく、私も一年に一度手を清潔に洗い、特に人形の顔には絶対に触れぬよう飾り付けを慎重に行うように伝え続けてきました。雛人形で遊ぶということは非現実的だったのですが、この人形では思いっきり遊ぶことが可能であり、慌てて片付けることもなく一年中出しっぱなしにしても構わない点が親としてはありがたいおもちゃです。触って遊べる新しい感覚の雛人形であることは間違いありません。

専用の木箱は２４.５cm、厚さ３.５cmですがコンパクトで重量もさほどありません。専用の木箱を開けるととても美しいグラデーションの積み木パーツが並んでいます。パーツは３０ピースあり、同じ形は２組づつありそれぞれが寒暖色です。片付けも木箱の案内通りに片付けられるようになっています。

ガイドブック付きなので写真提示の通りに積んで真似ることをまず行ってみましょう。するとそれぞれのピースの扱い方を知ることが出来ます。

それぞれのピースの扱い方に慣れてきたら組み合わせ方に工夫を凝らし、発想を広げて自由にアレンジしながら楽しむことができます。ツリーに見立てたり、枡や樽を作ってみたり、見え方を変えてカニや鳥居を作ってみました。お手持ちの積み木と組み合わせても楽しいかもしれません。